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妖怪人間ベム 2006年2月28日(火)初回アフレコ 公式インタビューコメント ADK 

Q:新作「妖怪人間べム」に出演するにあたり、旧作のアニメはご覧になられましたか?
  また、出演にあたり抱負や思いをお聞かせください。

井上和彦(ベム役)
旧作は改めては見ていません。今回の出演に際しては、旧作のイメージを真似したり参考にするというよりも、新しい作品を皆で作っていこうという思いですね。べムについては自分なりの新しいベムを演じていきたいと思っています。

作品自体は、毎回怖いものが登場するんですけど、僕の考えは子供のうちに怖いものをちゃんと怖いものとして観ておくことは大切だなと思います。なので、その辺りは演じるにあたってはあまり加減せずに、ぎりぎりのところを表現して観ている人たちに伝えていきたいですね。

役柄とは別の話なんですが、ベロ役の洞内愛は自分の弟子なんですよ。だから、一緒に仕事が出来て実はすごくうれしくて夢の様なんですけど、彼女がトチらないかドキドキしていたら自分がトチってしまいました。(笑)「あ〜、お父さんしっかりしないと。」って感じですね。

べムはどこか哲学者的なところがあるのですが、キャストそれぞれの作品の中での役割もあるので、僕はみんなのお父さん的な存在として頑張りたいですね。楽しい現場にしていきたいです。

山像かおり(ベラ役)
私も旧作は今回改めて見直したりはしていません。でも、旧作についてはすごくよく覚えていて、子供心に凄く印象的なアニメでしたね。私も井上さんのおっしゃったように、怖いものを怖いと感じることは大切だと思います。妖怪人間を怖いと思うからこそ、幼心にも彼らの悲しみを理解することが出来たし、同時に外見だけで人を決め付けちゃいけないなというか、ちゃんと心を見て善し悪しを判断しなければいけないんだなって思うことが出来たんですよね。新作になってもそういう部分は大切に作っていきたいです。

ベラは実は割と明るいキャラクターなんですよ。第1話から、がま口だしたり(笑)。庶民的なんですよ。だからそういう言う部分は思い切り楽しく演じようと思っています。

また、ベラは人間になりたいという思いから人間社会にも歩み寄るけれど、言いたいことや思ったことは大人にも子供にもちゃんと言うんですよね。妖怪人間ゆえに、人間社会にありがちな様々なしがらみが無いからなのかもしれないのですが、私からすると憧れのキャリアウーマンって感じです。そういうかっこいい部分もうまく演じていきたいですね。彼女が人間の女の人と今後どのように関わっていくかが楽しみでもあります。

私は普段は外国映画の吹替えの仕事が多くてアニメは久々だし、ベム役の井上さんとはウィンドーサーフィン仲間なんですよ。(笑)今回お仕事でご一緒できてとても嬉しいです。皆でコツコツと頑張って、新しいチームを作っていきたいです。
1話出演のみなさんと原田監督
1話出演のみなさんと原田監督(前列右端)でパチリ。




アフレコ風景1
左から井上和彦(ベム役)洞内愛(ベロ役)山像かおり(ベラ役)




アフレコ風景2
井上さんのアドリブに
女性陣は笑いをこらえることができず・・・?

洞内 愛(ベロ役)
まず個人的にはこの作品に出演できてすごく嬉しいです。私は旧作を見たことがなかったので、台本を読んで初めて「ああ、こういうお話だったんだ」って知ったんですよ。すごく感動しました。

実際に演じての感想は、ベロってすごく可愛いいなあと思いました。ベロは明るくて可愛い男の子なのですがやはり、人間として皆に認めてもらえなかったり、寂しい部分もたくさんあるんですよね。だから自分自身、もっともっとベロのことを知っていきたいし、妖怪人間の3人が本当の家族の様になっていければいいなと思っています。

稲村優奈(キラ役)
旧作が放送されていた時は私がまだ生まれる前だったのですが、懐かしアニメ特番などで知っていてずっと「観たい」と思っていました。今回作品に出演するにあたって、いろいろ探して、DVDを1本だけ見つけて観たのですが、とても感動しました。

今回は新しいバージョンということで私が演じるキラは旧作では登場しないキャラクターなのですが、ベロと一緒に野原を駆け回ったりする、可愛い女の子です。これから色々な事件に巻き込まれたりすると思うのですが、その中でベロとどんな関係を築いていくのか今から楽しみです。とても出てみたかった作品なので素直に参加できて嬉しいです。

岩崎征実(玄白役)
旧作は昔見ていたのでよく覚えています。べムたち妖怪人間たちは自分の言動に対してウソがないんですよね。だからこそ、ベロはキラ(玄白の娘)ともすぐ友達になったんだと思います。この部分には尊敬に近い念を抱きますね。大人になると、妖怪人間達に対して色々いう人も出てくると思うし、「こう在りたい」という自分の信念は持っていても実行に移せないことが多いと思います。僕の演じる、玄白も皆のことを理解していそうで、実はまだ自分の子供のことを含め、本当には理解していないと思います。でも、今後物語が進むにつれ、キラが何を考えているかを理解し、最後には父親も変わっていくんだと思います。

園崎未恵(うらら役)
私も旧作の印象はすごく残っています。でも、放送話数や放送時期を聞いて実は自分が見ていたのは再放送で、長い期間の放送でないことも知って驚きました。それほど印象深い作品だったんですよね。今回は新作ということで、新しいキャラクターであるキラとその家族が登場します。新作は旧作の社会や家庭が背景ではなく、現代の社会や家庭が舞台になります。嫌な事件が多い現代の情勢の中、確かに人を簡単に信じることはできないかもしれないけれど、それだけじゃないと思いたいですよね。

今、この作品が作られることの意味もきっと、かつては当たり前だった様なことを改めて思い起こさせるといったこともあるのかなあと思ったりしています。だからそうした作品に関わることが出来てとても嬉しいです。私が演じるうららも、ちょっと嫌なお母さんに映るかもしれませんが、実際はごく普通の家庭が抱えている悩みや不安感に近いもので、うらら自身普通のお母さんなんだろうなって思います。でも現代の背景がどうであろうと、旧作を観た人が作品に抱いた「想い」は裏切らないものになると思っています。個人的には初めてのお母さん役なんですね。なので、頑張って演じていきたいと思っています。

岩橋直哉(空役)
べムたち妖怪人間たちは、真っ直ぐというか純粋というか、本当の意味でカッコイイ、人間らしい人間だと思います。人間にも色々なタイプがいると思うんですね。べムたちのような妖怪人間を見た目だけで拒絶してしまったりする人、遠巻きに観察するような人など。

僕が演じる空は、最初から疑ってかかるタイプなんですけど、疑いながらも彼らを知ろうと思っています。役柄的にはガキ代将って感じですね。彼が今後、作品の中でどういう人間になっていくのか、僕自身楽しみです。


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